2018年12月11日に本年度の卓越した技能者に贈られる茨城県技能者表彰者が発表された。同窓会より下記の5名が受章された。

●柏口 康治氏(68卒)職種:製かん工、三菱日立パワーシステムズ(株)

長年にわたり産業用ガスタービン燃焼機器部品の製缶、溶接業務に従事し、耐熱超合金の製缶溶接にに卓越した技能を有し燃焼機器製作技能の第一人者と言われている。また、社内及び社外のパートナー会社に精力的に足を運び、技能指導に加えて安全と品質の面でも後進の人材育成に取り組んでいる。

 

●佐川 宏智氏(66卒)職種:配電盤・制御盤組立・調整工、(株)日立産機システム勝田事業所

長年にわたり配電盤・制御盤の組立・配線業務に従事し、培った知識と卓越した技能により、業界の第一人者として評価されている。また、技能検定委員として技能検定試験実施に尽力するほか社内競技大会では多数の優勝者を輩出し、技能者育成に大きく貢献している。

 

●鈴木 希一氏(71卒)職種:電子機構部品組立工、日立オートモーティブシステムズ(株)

長年にわたり電子機構部品組立として従事し、電子回路接続を主とした卓越技能を有し、様々な設備を自動化するなど生産性向上に大きく貢献した。また、海外拠点の現地スタッフに製造技術を伝承し短期間での立上げに貢献したほか、技能検定の実技指導員として多くの合格者も輩出している。

 

●橋本 克巳氏(72卒)職種:金属手仕上工、日立オートモティブシステム(株)

長年にわたり金型加工業務の各種精密手仕上げ加工に従事し、特に金属手仕上について卓越した技能を有し、業界の第一人者と評価されている。また、技能検定の指導員として成績優秀者を含め多数の合格者を輩出するほか、技能五輪抜き型職種のアドバイザーとして技能教育の推進に尽力している。

 

●門馬 一雄氏(73卒)職種:プリント基板組立工、(株)日立製作所サービス&プラットフォームビジネスユニット

長年にわたりインフラ事業の制御盤にしようされているプリント基板組立・試験業務に従事し豊富な知識・経験と優れた技能を有し、職場の第一人者として評価されている。また、新人・若年技能者に対するトレーナーとして、技能面・安全面及び躾教育を通じて多くの若手を育て上げている。