皆様、お元気にお過ごしですか。今日は、最近出来上がった校内マップをご紹介します。早速の質問で恐縮ですが、匠の道、紅葉ケ池は、ご存知でしょうか?これは、野球部の部室の裏側、元の林のエリアです。その他にも、五輪の丘、旅立ちの丘、榊の森など、各所に、新たな名前をつけて、整備を行っています。生徒だけでなく、広域避難所になっている為、近隣の地域の方々にも親しんで頂ければと思っています。今、展開している美化活動の背景を、私なりに考えてみました。2つあります。

第一は、日立と日専校創立70周年に当たる1980年(昭和55年)から、記念事業の一環として、現在の寮管理棟、校舎、体育館が新たにできました。この日専校整備五カ年計画の中に、「校舎の南西側に広がる松杉林を整備し、小庭園に作り上げよう」(注:冊子「われら日立の底流たらん」より抜粋)というのもあったのです。現在の活動は、この美化活動の第二弾と位置付けることができます。ちなみに、当時、70回、71回卒の方たちが、労作を行い、旧校舎の階段の石を運び、八紘ケ丘の階段や隠れ池(今の紅葉ケ池)の枠として再活用しました。第二の背景は、日工専の移転です。2015年に今の陸上部のグランドにあった日工専(茨専)の校舎が取り壊され、勝田に移転しました。その結果、日専校の敷地が、新たに広がりました。日専校にとっては、今まであまり馴染みのなかった場所を再整備してできたのが、榊の森、山桜の丘などです。

では、次に見どころを2つ紹介します。1つ目は、校舎の北側の高台にある、五輪の丘です。緑の人口芝で囲まれた小屋の中には、熊野神社の御札があります。この地で、五輪部の選手などが、出発前に勝利祈願をしています。第二は、剣道場から、元の茨専の場所の南側、太平洋を見渡せる所に設置した見晴台です。マップでは、カメラの絵で表示していますが、単に景色を楽しむ場所ではありません。生徒が、各種試合に出場する際、この場で大きな声で、勝利を誓う宣言台として活用していく所存です。海に向かって大きく手を広げて立つ、まさに日立マークを思わせる雄大な姿が思い浮かびます。皆さんのご来校をお待ちしています。   歌川 友子

校内マップを作成しました。先輩たちが、日専校に散歩に来ていただけるのを お待ちしております。見晴らし台は、部活の生徒の勝利宣言台でもあります。ご支援よろしくお願い致します。  山﨑 一平

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