盛夏の頃、会員の皆様、どの様にお過ごしでしょうか?

本2020年は、日工同窓会に取って非常に重要な年と考え、昨年度の予算編成当初から同窓会本部役員、事務局共々年間計画を作ってまいりました。

しかし、2020年度の声が聞こえる頃から、新型コロナウイルスが中国を発端とし流行を初め、2019年度総会は、縮小を判断することに成りました。その後、流行は治まるかを思いましたが、最後は、日本国政府より緊急事態宣言発令、約3ヶ月後に終了するまで、2020年度の活動は停止する事態となってしまいました。

そのため、2020年度の同窓会活動は、実質3ヶ月程度遅れて7月から、新型コロナウイルスへの感染防止対策を実施してのスタートと成っています。

現在の同窓会に活動状況としては、6月20日に2019年度の会計監査が終了、7月1に第一回役員会を開催、8月最後の週の支部長研修会に向けて準備を進めている最中です。

その中で、会員皆様のご心配は、同窓会活動を継続して良いのか?これからどうやって懇親を深めれば良いか?だと理解しております。

この様な状況下にあっても、同窓会としての横の繋がりを大切にした行動が大切と考えており、特に色々な活動や行動が自粛により中止や延期になり、会員相互のコミュニケーションが疎かに成ってしまわない様にして頂きたいと考えます。特に支部の取り纏めの方には、同期のコミュニケーションなどを主体とした活動など、通常の時期には出来なかった新しい形の活動の仕方等を検討頂ければと思います。

また、本年度は、日工同窓会100周年の年にあたります。現在の準備状況に付いてお話をしたいと思います。

100周年記念行事には、3つの大切な事業があります。まずは、記念式典となります。

記念式典は、前回の90周年記念式典が、2011年4月に、日立製作所の金井相談役や宗岡名誉顧問を来賓としてお迎えして実施する計画でしたが、当年の3月11日発生した東日本大震災により会場の破損、移動手段である交通の寸断、燃料不足などの理由で急遽、中止となって以来の式典であり、日立市の桜川アリーナを会場に、来賓には日立製作所社長、日立市長他、多数の来賓の方にお越し頂き実施する計画しております。

次に記念碑を日専校に建立する計画となっています。記念碑には日立精神を彫り込み今までの100年に感謝し、次の100年に立ち向かっていく全同窓会員の思いを込めたいと思います。

最後に、記念誌の発行です。記念誌に付いては、同窓会100年の歩みを中心に、100周年記念事業完了までの記録として次の100年に残せる様に、2021年の発行を目指して編集を初めています。

会員の皆様並びに、同窓会を取り巻く環境は、新型コロナウイルスだけではなく、会社の状況なども含めて非常に大変なものがあるのは理解しています。

しかし、日工同窓会は、会員相互の繋がりにより、難局を一つ一つ乗り越えて来たのだと思います。 会員の皆様に置かれましてはご自愛頂き、早く会員同士が気兼ねなく顔を合わせられる様になればと思います。それまでの間は少々不自由な部分が起こるとは思いますが、本部、事務局一体となり活動を進めて行きますのでよろしくお願いしたいと思います。

簡単ですが、2020年度同窓会活動再開にあたってのお願いと報告となります。