新年明けましておめでとうございます。

会員の皆様におかれましては、良い新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

また、日頃より同窓会活動に対し、ご理解、ご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。

昨年は、日本にとって、また皆さんにとって非常に残念ですが、苦難の年に成ってしまいました。想像もしていなかった、世界的な新型コロナウイルスの大流行による、2020東京オリンピックの延期、新ノーマル下での人と人の関係を問われる様な世の中を過ごしてしまいました。昨年の同窓会活動を振り返ると、2020年度は100周年を迎えるための大切な年でした。そのため、同窓会として多くの記念行事を計画し、実行に移し始めたところでの政府の緊急事態宣言の発令、同窓会の全行事、活動の停止、解除後にも縮小、延期を決定することに成ると言う、混乱の一年となってしまいました。 しかし、皆さんの協力もあり、新たな生活様式の下に、同窓会活動が最低限ではありますが再開出来、100周年記念事業も最大イベントであった、記念式典を除き、大きな変更も無く実施出来ることになったのは感謝しかありません。

記念式典については、屋外で行う記念碑の除幕式を式典に変更し、マスコミを初め、学校関係者を来賓に迎え、日専校で会員代表の方々と一緒に記念碑の建立を祝いたいと思います。また、その模様はインターネットでライブ配信を計画しており、皆様とも共有し同窓会の歩んだ100年の歴史の重みを考えると共に、100周年を祝いたいと考えております。

2020年ですが暗いニュースばかりでは有りませんでした。明るいニュースとしては、第58回技能五輪全国大会愛知県大会が昨年に続き開催され、沢山の若い同窓会員の方が参加しました。大会は、無観客の中で、通常の雰囲気では無い状況でしたが、結果として、多くのメダルを獲得し、賞を獲得できたのは、この厳しい日常に有っても、日頃の訓練を疎かにせず、訓練に勤しんだ成果だと選手並びに、関係者の方々には同窓会を代表して、感謝の意をお伝えし、お疲れ様とお礼を言いたいと思います。そのなかでも、女子会員2名がメカトロニクスと言う大変難しい職種で銅メダルを獲得しメダリストとなったことは、後輩達の未来に繋がる喜ばしい大きな結果だと思っております。

2021年は、次の100年の最初の年となります。新しい常識の元での同窓会の在り方を問われる大変難しい年だと思います。同窓会としては、大切にしてきた人と人の結びつき、コミュニケーションと言われるふれ合いが難しい世の中で活動をすることで、同窓会としての新たな価値をどう創造していくか、真価が問われる年となると思います。この様な状況も、今急がれているワクチンの開発と共にコロナ禍での生活も徐々に自由度を取り戻し、夏には延期されている東京オリンピックも開催されると思われますが、完全に元通りの生活には戻りきれないと思います。生活は変わっても、変化しないのは、私達会員は皆、日専校の卒業生であると言う事で、全員が先輩、後輩であると言うことですので、全員が協力しこの難局を乗り切って行きましょう。同窓会としては、変えて良い所は変え、絶対に変えては駄目な所は、守り伝えて行くと言う、同窓会の原点に立ち返り活動をして行きたいと思います。

最後に、新たな年を迎え、今年も、同窓会役員、事務局一同、全力で活動してまいりますので、皆様におかれましても、同窓会活動に対し、昨年と変わらぬご支援、ご協力を受け賜える様よろしくお願いしあげます。簡単ではございますが、新年の挨拶に代えさせて頂きます。     代表副会長:永村 修一